歌う喉で吹く、とは?

歌う喉で吹く
歌う喉で吹く
楽器を吹く時に「歌う時の喉で吹きなさい」って言われたことありませんか?

こんにちは、サックス講師の甲本奈保美です。

「歌ってる時の喉」
こう指導するとき、生徒さんの吹き方で何が気になっているかというと

①喉に力が入りすぎ(締まってる)または喉(口の中)が無駄に広く空きすぎてる

↑締まってると苦しげな音になり、上手く息が通らない原因になります。
喉や口が空きすぎてるのはどんだけマウスピースを突っ込んでも音程が低い、モヤっとした音になる、など

②低音域や高音域が出ない

↑管楽器は「音域に合わせた喉」で吹く必要があります。力んでない低い声、高い声を出す時と同じような喉の調整が必要です。


よく教則本とかに
「喉を大きく開いて」
とか書いてあるんだけど、それは私的には間違った表現だと思っていて。
喉が緊張するのは良くないけど、必要以上に大きく開くのはNG。

私は「カラオケで今日は地声が良い感じに響くわ〜♪」って歌えてる時の喉で吹きましょう。と説明したりしています。


とはいえ、人によって上手くいかない原因はちょっとずつ違うものです。
マンツーマンレッスンで弱点見抜いて上手くなりましょう!!