ギター&ウクレレ講師の加藤清史です。
ウクレレは指で弾きます。ギターも指で弾く事もありますし、ピックを使わないフィンガーピッキングのギタリストも沢山居ますが、今回はピックを使ったピッキングについて、お話したいと思います。
前回、ピックの種類等について、お話しましたが、ピックは材質、形、様々あるように、ピッキングスタイル、ピッキングフォームにも色々あるのです。
まず弦に当たるピック角度。
弦に並行にあてる並行アングル、
ギターヘッド側を下げる順アングル、
ギターブリッジ側を下げる逆アングル、
この3種類があります。
これに寄って音も変わります。
多分、僕もそうですが、順アングルの方が1番多いでしょうね。
自分は基本的には、このアングルだけど、出したい音によって、ピックアングルを変えれる様になると良いとおもいます
ピックで弦をはじく、という事は、発音すること。歌でいうと声を出す。管楽器でいうと息を吹き込む、と同じ事です。
音色、音量のコントロールが出来るのです。
ピックの角度、弦にどれくらいピックがあたるかという深さ、スピード、強さ、等で音色、音量が変わります。
これは、試行錯誤して、ひたすら練習あるのみ!なのです。
エフェクターやアンプで、軽く歪ませた時など、ギターのボリュームを下げると、歪みが少なくなり、クリーントーンに近くなりますが、ピッキングコントロールでも、音量を下げて、歪みを少なくする事は可能です。
そして、これも人によってスタイルが違うので、全ての人に共通する事では無いですが、僕は右手全体的に、出来るだけ弦の近くにある事が大事だと思います。
そうする事によって、間違えた弦を弾く事も少なくなってくるし、ミュートにも繋がってくるのです。
初心者のうちは、どの弦をピッキングするか、目で見て確認しますが、それもフォームと練習によって、感覚が身についてくると思います。
ピッキングとミュートは重要な関係があると思います。
次回はミュートについて書きたいと思います。